練習のテンポ

クリスマス会の選曲をしています。

暑い日々から、あっという間に冬がすぐそばになりました。

 

年により、普段レッスンで使用している教本からの選曲や、クリスマスの曲、

レッスンではあまり使用しないジブリやディズニーなどのポップスの曲など…選曲方法を変えています。

 

普段弾きなれない和声が出てくるので、ポップスの曲も案外練習になります。

そして、みんなが知っている曲が弾ける!となると練習にも熱が入るようです。

今年は皆さんどんな仕上がりになるでしょう?楽しみです。

 

 

そんな聞いたことのある曲を練習する時に陥りやすいことがあります。

それは…最初から知っているそのままのテンポで、そして両手で弾き続ける!ということです。

 

そのままのテンポで両手で演奏できたなら、もしかするとその曲にレッスンは必要ないのかもしれません…。

ただ、その練習方法で完璧な演奏を聞かせてくれた生徒さんは今までにいません。

 

知ってる曲が故、知っているテンポで弾いてしまいがちですが、

そのテンポで突っかえながら弾き続けても何の練習にもなっていません。

まずは音を見落とさない・躓かない位にテンポを落としてからが練習のスタート地点です。

早く弾けるようになるために、早く弾くのは無意味です。

 

自分が注意できるテンポでゆっくり練習しましょうね!