ピアノを弾く人にとって、楽譜はとても大切なものです。
ピアノが弾ける事、テクニックや技術の習得以前に
楽譜を大事にする心もとても大切なことだと思います。
レッスンでお渡ししたプリント譜が、いつまでもヒラヒラ~と、
そのままの生徒さんをお見掛けします。
そのままだと、どこかへいっちゃいそうですし、譜面台に置いたときに落ちてしまったりするよ~という事で、今日は製本のお話を。
私が小さなころは楽譜が落ちる=コンクールに落ちる、発表会で失敗する…
なんていうジンクスを気にしてたものです…
まず製本の際に、なにで貼るか、台紙に貼るなら糊かマスキングテープ(紙テープ)です。
最近はかわいいのがたくさんあるのでいいですよね!
セロハンテープはダメです。時間が経つとペリペリ取れます。
約20年前の私の楽譜です。
私の製本方法をいくつかご紹介します。
《A4サイズ1~4ページ位》
①画用紙などの厚紙に貼る。
幼少期には100円ショップなんていうのはなかったので、手軽に毎月手に入る厚手のカレンダーなどに母が工夫して貼ってくれていました。
が、セロテープで貼った物はペリペリで台紙から外れてバラバラです😅
②スケッチブックに貼る
糊が使えるようになったら自分で貼っていました。
プリントの楽譜って見返すことが少ないと思うのですが、スケッチブックに貼っていくと自分専用曲集になって増えていくのが楽しみでした。
よく↓これを使っていました。
《A4サイズ5ページ以上》
①5〜6ページなら、譜面台に乗るのでズラーっと繋げる。
それより多いページもこの方法が一般的です。
楽譜の裏側からページをぴったりと合わせて、マスキングテープで上下真ん中の3ヵ所をピッピッピッと貼る。
並べる順番だけは気をつけて!
②楽譜用ファイルを使う
昔はなかったけど、今はこんな便利な物が!
普通のファイルで来る生徒さんもいるのですが、すぐに書き込めないので、私としてはオススメしません。
レッスンで書き込もうとすると一回一回出したり〜しまったり〜結局ヒラヒラ〜っと…正直面倒です。
ですが、このファイルならすぐに書き込めるので便利です。
ヒラヒラのままの生徒さんもいますが、もちろんきちんとファイルに入れたり、きれいに製本している生徒さんもいらっしゃいます。
大学時代は、ソロ以外にも伴奏や重奏やアンサンブルと
たくさんの曲をさらうので製本三昧でした。
裏側をピッピッピッの日々です。
伴奏はソリストが製本をして渡してくれるのでいいのですが、
重奏系は枚数も多いし、自分のソロの譜面も先生用にプリント譜で用意するし、
持ち運びを少しでも軽くするために、なんて思って印刷すると
途方もない分厚さのコピー譜をひたすら製本してましたね……
でも楽譜がないと弾けないのですから、命の次に大事!くらいな気持ちでした。
…とプリント譜の話をしてきましたが、
コンクールで曲集から1曲しか使わなくても基本的にピアノのソロ譜は購入していました。
どんな方法でもいいのですが、
プリント譜 ペラペラのままはやめましょう!
というお話でした🤗
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